ユニマットグループが企画・運営の温泉施設「シエスパ」爆発事故の件について、
業務上過失致死の疑いで関係社への家宅捜索が行われた旨、
複数社から報道されています。
今後おそらく設備工事を行った「大成設備」と共に、
大成建設の設計事務所や工事現場の責任者などにも、
捜査・責任追及がなされるものと想像されます。
ガスによる爆発等の危険の認識をその度合いは別にして、
関係者全員がもっていたはずで、
ガスの検知機が無かった等の設備面の不備は、
誰かが必ず責任を取る事になると信じています。
それと同時に、
平成17年2月に都内で起こった温泉掘削現場火災をうけて、
同年5月に立派な「温泉掘削等に係る可燃性ガス安全対策ガイドライン」の策定を行った、
東京都や関連行政の、温浴施設への対応・法整備などへ踏み込めなかった責任も重大だと考えます。
しかしながら、ユニマットグループが企画・運営の温泉施設「シエスパ」爆発事故にいろいろ思う!
で書いた続きになるが、
今回の事故が、ユニマットグループの利益最優先主義による経営が起こした人災であることを、
他の事業の経営・運営している人たちも学習しなければならないと思う。
「ミートホープ」による食肉偽装事件で、
経営者、田中 稔社長が「安いものに飛びつく消費者が悪い・・・」というような内容の発言をして問題になったが、
それはその人の頭の中そのものだったんだと思う。
そんな発言をすれば、世の中からどのような批判を受けるか・・・などということに気がつかないほど、
まじめにそういう思考回路になっていたんだと思う。
「人間じゃない!」
でも、そんな人がざらにいる世の中だと思う。
当然その逆の人も沢山いると信じるが、
そんな勘違いもはなはだしい認識を持った、
「人間じゃない!」
が、多数世の中にのさばっているのは事実だ。政治家にもこのタイプが沢山いる。
おそらくユニマットグループの会長、高橋 洋二氏などは、
10年後、この事件があったことなど頭のほんの片隅にしか覚えていないであろうと思う。
心からすまなかったなんて、今現在でもおそらく思ってはいまい。
どうすればこれからの経営にこの事故が悪く影響しないかの方が大事にちがいない。
もしそうでなければ、今の態度は取れないはずだ。
実際の運営会社の女社長、宮田 春美さんの方が、
その点、大変な事をした・・・と思っているんだと思う。
いまや企業は消費者や労働者の安全ということを考えるのはあたりまえで、
世界への貢献、自然にやさしい・・・などをアピールするにいたっているなかで、
事業最優先の考えで、地元の財政の為などとうそぶき沖縄で、
われわれ日本人だけの財産ではない貴重な自然環境の破壊を行ったり、
今回の「シエスパ」でも、
十分な近隣対策や従業員への安全対策も行えないまま店舗の営業開始にふみきったりと、
とにかく自分勝手な経営をしている事は明らかで、
そんな中から生まれる社内の利益最優先の雰囲気・・・
それに洗脳され、あるいは抵抗できずに、そんな人が起こした罪は、
元はといえば会長や最高幹部が起こした罪であるといっても過言ではない。
しかしそのようなムードを作った罪を法で裁くことができない。
亡くなった方には不配慮な言葉ではあるかもしれないが、
ある意味被害者である加害者が法で裁かれてしまう現実が、
どうもすっきりしない。
本当の加害者は自分で気がついていない、
「人間じゃない!」
だと思うのだが。
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